眠りや寝具について

まくらは低いほうがいいですか?高いほうがいいですか?

低め、高めで選ぶのではなく、お一人おひとりに合ったまくらの高さであることが大切です。
まくらの高さは体型、使っているおふとん、仰向きや横向きといった寝方によってもちがいます。
きちんと測定して自分に合ったまくらの高さをぜひ見つけてください。

まくらの高さと硬さ。どのように決めるべきですか?

<寿楽会大野記念病院 院長 山内伸一先生にお聞きしました。>
まくら選びの最大のポイントは、高さです。高すぎると気管を圧迫し、低酸素状態になったり、いびきの原因になります。逆に、低すぎると頸椎(けいつい)が後屈して、寝つきが悪くなる原因にもなります。
仰向きで寝た状態で、頸椎が安定して気道が安定した状態になるようにまくらの高さを決めることが大切です。
まくらの硬さについては、頸椎に疾患のある方以外はお好みの硬さをお選びください。

マットレスを選ぶときに、仰向きと横向き寝どちらを基準にすればいいですか?

立った状態で耳、肩、膝の一直線につながるような姿勢、正常立位姿勢を保つことが、身体にかかる負担を和らげる自然な寝姿勢を得るための第一条件です。そのため、まずは仰向き寝に合わせたケースを基準とするのがベター。そのうえで、お一人おひとりの体型や寝返りがしやすいことを加味しながら、横向き寝にも対応できる形が理想的です。

寝返りはした方がよいのでしょうか?

<寿楽会大野記念病院 院長 山内伸一先生にお聞きしました。>
寝返りはとても重要です。同じ姿勢で寝ていると、長時間同じ部位に体圧がかかったままになり、背中、腰部分の血流が滞り、肩こりや腰痛の原因になります。これらを改善する行為が寝返りです。
一般的には、一晩で約20~30回の寝返りをうつと言われていますので、寝返りがうちやすいまくらや敷き寝具を選ぶことが大切なのです。